2007年12月25日

初仕事

店員
「水野さん、あまり買い物に出たことないでしょ?」


ありさ
「はい…」


店員
「見ていて(^-^)v」


ありさの上司になる、酒井はささっと売り場の並べ替えをするが…


芸術的だ。


ありさは思わず拍手をしてしまう。


酒井
「そんなに年の離れた弟さん育てる、水野さん見てると、他人に思えなくてね」


ありさ
「え?」


酒井
「私も元々、水野だからね!」


ありさ
「でも今は…

ごめんなさい、踏み行ったことを…」


酒井
「いいのよ。
大学生の息子がいるのよ。
息子がまだお腹にいるときだけど。夫が末期のガンにかかっていたの。


私は看取りたかったし、子供だって見せたかった…


だけど、皮肉ね…財産目的だって。
あれだけかわいがってくれた夫の身内から言われて、離婚に追いやられた。


でも私は今でも夫を愛してるし、看取りたかったから、『酒井』のまま、離婚に応じた…」


ありさ
「ごめんなさい…」


酒井
「あははは、気にしないで。水野さんは初めて会った気がしないから。

さぁ!声出して売ってよ!」


ありさ
「はい!」


ありさは声を張り上げ、今日の売り出しのお豆腐を宣伝した。


お豆腐料理と言えば、麻婆豆腐!今夜はこれねo(^o^)o


家に帰っても、まだ「料理」という戦いが待つ。やれやれ…


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