2007年12月04日

母親の自分

帰って、荷物をおくとまっすぐ病院に向かった。


倉田
「ご無沙汰!

全国3位だったね、残念!(´□`)」


3位だったのか。


…あ。
充電してくるの忘れた。


倉田
「で、ご実家、どうだった?」


かすみ
「ダメだょ。
ママのことがどんどん信じられなくなってる。」


倉田
「春日井くんから聞いたわよ、退行も起こしたんだって?」


かすみ
「ヴェスパ先輩が?」


倉田
「だって、このあたりで心療内科のある病院てここだけだから(笑)


かすみは本当のお母さんに愛情を求めるより、自分が自分の母親になって子供時代の自分を癒やしていくしかないわね。


あなたが『こんな母親になりたい』人になって、自分の中の傷ついた子供癒やしていくのよ。」


自分で自分を癒やす?

ピンとも来ない。


ただ、母親を拒絶するだけのかすみにはその方法が一番いいと言われた。


本来なら、母親も含めたカウンセリングが一番いぃ…でもかすみにはそれを受け入れられなかった。
倉田ちゃんがいてもママと話したら、また自分が傷つくだけ。


かすみ
「とりあえず、やってみる」


倉田
「あなたはかすみだけど、かすみの母親なんだから、バカな真似は二度としない!

それが母親になるといぅ責任なんだからね!

そして一番遠回りの治療だけれど」


かすみ
「倉田ちゃん、あたしもいつかママになれる?」


倉田
「制限、条件はつくよ。
ほんとはダメって言いたい…かすみの完治が厳しいから。

だけど茅野くんが好きで、最初の息子さんが取り戻せないなら、一度だけチャンスをあげる。


ただし…」


かすみ
「ただしくんて、誰?」


倉田は大きくため息をついた。


倉田
「大学卒業!まず最初の目標!」


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