2007年11月30日

責任

責任…かすみの母は考えていた。


圭祐のうちで、いろんな話をしてかすみに笑顔が戻って、帰ってきたのに。


なぜ、自分の気持ちでぶつかってしまうんだろう。
お兄ちゃんはいつも反発したけど、かすみは反発するようなことがなかった。


それはかすみが私に心を開いてなかった。
手のかからない子はお兄ちゃんの言った「顔色を伺ってる子」だったのか…。


だけど、もう20年…
何をしたらいいのよ、何を。


かすみの母はかすみの部屋に行く。


まだ眠っているかすみ。


お兄ちゃんみたいに反抗してくれればよかったよ…。
反抗期のない、いい子て私も甘えていた。


この子は反抗したら、自分から離れていくのが、ずっと怖かった…
愛さなかった分、すっと行方知れずになる…わかっていたから。


束縛が一番の愛情のつもりだった。
いつまでも家におく…
大切にされてるとかすみに思われたかった。


でも、それは束縛をこえた「拘束」にすぎなかった。
私の顔色で自分を決めて、歩く。


フリースクールで大学に行ったのが、私のできたかすみへの自由…
でも神谷コーポレートの監視下に置く…そうしないと不安だった。


かすみ
「…ん…いててっ(x_x;)」


かすみの母
「ごめんなさい。」


かすみ
「…ん?(・・;)」


かすみはぼーっと母を見ていた。


かすみの母
「かすみがこうなって、私も苦しかった。


だけどかすみがもっと苦しいのを、わかってあげられなかった。


うぅん、わかり得ないってわかったから。


これからはツラかったら、ママに話して。
もう、こんなことしないって約束してくれる?(´・ω・`)」


かすみ
「うん…

…もう少し寝るね(^^;)」


かすみは布団をかぶった。


今更に何をどぅ話せばいぃの?


ツラかったら

…ずっとツラかったのに…。


ママ、矛盾だょ!
こんなにならなければ、ママは一生知らずにいたの?


手のかからない子を演じたあたしを信じていたの?


悔し涙があふれてきた。

親子関係のやり直しって、ただの矛盾じゃない!
もう一度、やり直せ…なんてできるわけなぃ。


うぅん、どうしたらいぃのか、わからない。


ママは怒ったり謝ったり、どっちなのかわからない。
どっちも信用できない…。


倉田ちゃん、どうしたらいぃ?
早く帰りたいよ!°・(ノД`)・°・


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