2007年11月29日
理解
かすみの母
「かすみ、体調はどうなの?」
圭祐の母が連絡してまもなく、かすみの母か来た。
かすみ
「あたしはいらなぃ…」
圭祐の母
「かすみちゃん!落ち着きなさい!」
かすみの母
「いらない子なんてうちにはいません!
ママが叶えられなかった夢…あなたが叶えてくれて。
雑誌やポスター、全部大切にとってある…私にはうらやましいくらいの娘よ。
でも過去はキャリアにこだわって…」
かすみの母は目に涙を浮かべている。
なんで?
今まであんなことした人が?
何泣いてんの?
喉まで出かかって止めた。
全く違う人間を育てるって、
母親になるって、こういうことなのか?
かすみの母
「キャリアがなくなって、自分を失うことが怖かった…
お兄ちゃん一人ならなんとかなるかなって思ったけど、かすみのときはほんとに不安だった。
あなたが幼稚園に入って、正社員をやめて、パートタイムになって、毎日ふさいでいた。
すべて失った気がして。」
かすみ
「仕事バカだったんだ…。」
かすみの母
「そう…他に夢中になるものが持てなくて、ひたすら仕事して。
お兄ちゃんは仕事ばっかり…て怒った。
だけどあなたは私にこう言ってくれた。
ママが泣いちゃうなら、ねんねして、かすみがお仕事に行くの!って。
イライラで当たり散らすだけのママだったのに、あなたはそれでも思ってくれてた」
かすみ
「覚えてなぃ…」
圭祐の母
「かすみちゃんが幼稚園じゃ、覚えてなくて当然よ(笑)」
かすみの母
「言い訳にしかならないけど、ママもお母さんが具合悪くて、おばあちゃんに育ててもらったから、どうやって母親になればいいのか、わからなかった…
母親が何をしてくれたのかも、覚えてなかった。」
かすみは黙り込んだ。
ママのこと、何にも知らなかったんだな。
わかろうともせず、ただ拒絶ばかりしていた。
かすみの母
「かすみもいつか、ママになる…
約束してほしいの、あなたのツラかったこと、同じ思いはさせないって。
勝手な願いだけど、あなたなら必ずできる。
家族の中で一番、ママを思って生きてくれたのは、かすみなんだから。
体が弱いのに、ママが風邪をひいて寝込んだら、いつもそばにいてくれた。
で風邪うつっちゃうんだけど。
つたない言葉で、ロージィの話もしてくれた。」
…覚えてなぃぞ(・・;)
圭祐の母
「かすみちゃんがママって言ったら、私たち、おばあちゃんよ(笑)」
かすみの母
「おばあちゃんかぁ…(笑)
とりあえず、21歳の大学一年てのが終わらないとね!
圭祐くんはもう就職でしょ?」
圭祐の母
「それが…さっきもケンカになっちゃって。」
圭祐の母はため息をついた。
かすみは知らない自分の昔がなんだかうれしかった。
「かすみ、体調はどうなの?」
圭祐の母が連絡してまもなく、かすみの母か来た。
かすみ
「あたしはいらなぃ…」
圭祐の母
「かすみちゃん!落ち着きなさい!」
かすみの母
「いらない子なんてうちにはいません!
ママが叶えられなかった夢…あなたが叶えてくれて。
雑誌やポスター、全部大切にとってある…私にはうらやましいくらいの娘よ。
でも過去はキャリアにこだわって…」
かすみの母は目に涙を浮かべている。
なんで?
今まであんなことした人が?
何泣いてんの?
喉まで出かかって止めた。
全く違う人間を育てるって、
母親になるって、こういうことなのか?
かすみの母
「キャリアがなくなって、自分を失うことが怖かった…
お兄ちゃん一人ならなんとかなるかなって思ったけど、かすみのときはほんとに不安だった。
あなたが幼稚園に入って、正社員をやめて、パートタイムになって、毎日ふさいでいた。
すべて失った気がして。」
かすみ
「仕事バカだったんだ…。」
かすみの母
「そう…他に夢中になるものが持てなくて、ひたすら仕事して。
お兄ちゃんは仕事ばっかり…て怒った。
だけどあなたは私にこう言ってくれた。
ママが泣いちゃうなら、ねんねして、かすみがお仕事に行くの!って。
イライラで当たり散らすだけのママだったのに、あなたはそれでも思ってくれてた」
かすみ
「覚えてなぃ…」
圭祐の母
「かすみちゃんが幼稚園じゃ、覚えてなくて当然よ(笑)」
かすみの母
「言い訳にしかならないけど、ママもお母さんが具合悪くて、おばあちゃんに育ててもらったから、どうやって母親になればいいのか、わからなかった…
母親が何をしてくれたのかも、覚えてなかった。」
かすみは黙り込んだ。
ママのこと、何にも知らなかったんだな。
わかろうともせず、ただ拒絶ばかりしていた。
かすみの母
「かすみもいつか、ママになる…
約束してほしいの、あなたのツラかったこと、同じ思いはさせないって。
勝手な願いだけど、あなたなら必ずできる。
家族の中で一番、ママを思って生きてくれたのは、かすみなんだから。
体が弱いのに、ママが風邪をひいて寝込んだら、いつもそばにいてくれた。
で風邪うつっちゃうんだけど。
つたない言葉で、ロージィの話もしてくれた。」
…覚えてなぃぞ(・・;)
圭祐の母
「かすみちゃんがママって言ったら、私たち、おばあちゃんよ(笑)」
かすみの母
「おばあちゃんかぁ…(笑)
とりあえず、21歳の大学一年てのが終わらないとね!
圭祐くんはもう就職でしょ?」
圭祐の母
「それが…さっきもケンカになっちゃって。」
圭祐の母はため息をついた。
かすみは知らない自分の昔がなんだかうれしかった。
Posted by かすみ at 02:50│Comments(0)
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