2007年11月26日
もう一人のロージィ
貴子は春日井に学校へ送ってもらい、かすみの楽譜を取り出した。
貴子
「問題は最後よね」
春日井
「あまり根つめるなよ!」
貴子
「でも時間が…」
春日井
「新しいロージィになったら、どうだ?
安曇野は世間を知っていた上での、罪を背負ったロージィなら、
貴子は世間知らずのまま、大人になったロージィが、背負った罪」
貴子は目を閉じた。
世間知らずに大人になった…
私…
なんの不自由もなかった。
でも友達もできなくて。
反発してこの大学に来て、お父さん困らせようとホストクラブ通いしたり…
そばにいたかすみのこと、一番わかって、一番親しいって思ってた…
何より先輩が抱えたもの…
私が傷つけた!
貴子はフルートを持ち上げた。
なぜだろう…真似できなかったのに、勝手に指が動いてく。
パパーン
高らかなトランペット。
貴子
「え?」
トランペットの音に驚く。
貴子
「先輩?今の音…」
春日井
「そ、茅野さんに教えてもらって、対岸まで届くように吹けって。
しごきうけたよ(笑)」
貴子
「イメージが湧いた!
もう一度合わせてみよ!」
貴子は目をつぶった。
新しいロージィ。
世間知らずのロージィが世間を知り
身分違いの恋に気づかず、彼を傷つけてしまう。
かすみがほんとのかすみに戻るのなら。
私が新しいロージィになる!
かすみが茅野くんのトランペットでないと吹けないように、
私も先輩のトランペットでなかったら、吹けない。
吹く!なんて言わなかった…。
かすみ…ありがとう。
やっと、素直になれたよ。
貴子
「問題は最後よね」
春日井
「あまり根つめるなよ!」
貴子
「でも時間が…」
春日井
「新しいロージィになったら、どうだ?
安曇野は世間を知っていた上での、罪を背負ったロージィなら、
貴子は世間知らずのまま、大人になったロージィが、背負った罪」
貴子は目を閉じた。
世間知らずに大人になった…
私…
なんの不自由もなかった。
でも友達もできなくて。
反発してこの大学に来て、お父さん困らせようとホストクラブ通いしたり…
そばにいたかすみのこと、一番わかって、一番親しいって思ってた…
何より先輩が抱えたもの…
私が傷つけた!
貴子はフルートを持ち上げた。
なぜだろう…真似できなかったのに、勝手に指が動いてく。
パパーン
高らかなトランペット。
貴子
「え?」
トランペットの音に驚く。
貴子
「先輩?今の音…」
春日井
「そ、茅野さんに教えてもらって、対岸まで届くように吹けって。
しごきうけたよ(笑)」
貴子
「イメージが湧いた!
もう一度合わせてみよ!」
貴子は目をつぶった。
新しいロージィ。
世間知らずのロージィが世間を知り
身分違いの恋に気づかず、彼を傷つけてしまう。
かすみがほんとのかすみに戻るのなら。
私が新しいロージィになる!
かすみが茅野くんのトランペットでないと吹けないように、
私も先輩のトランペットでなかったら、吹けない。
吹く!なんて言わなかった…。
かすみ…ありがとう。
やっと、素直になれたよ。
Posted by かすみ at 02:34│Comments(0)
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