2007年11月18日

救急車


「なんだろうなあ?大会中に救急車なんて」


圭祐
「近くで事故でもあったんじゃないですか?」


結果発表…


の前に長々しい大会運営者達の挨拶。
かったりー!


後輩A
「てかさー、もぅ意識がなかったみたい…」


後輩B
「え、かなりヤバくなぃ?↑↑(x_x;)」


後輩A
「だって、運ばれるとき、真っ青だったょ( ̄□ ̄;)」


前の席の後輩の会話はつくづく週刊誌さながらで呆れる。


圭祐
「お前ら、ホント、おばさんの会話だな」


身を乗り出し、チャチを入れた。


後輩A
「さっきの救急車!
O学の最後のフルートの子だって。
演奏終わってすぐ、倒れて意識がないんだって」


かすみ!?


圭祐
「酒井さん、あと頼みます!」



「どこか行くのか?」


圭祐
「ゆっくりトイレです」



「わかった、結果が出たら電話するから、電話持ってトイレ入れよ」


圭祐は会場を飛び出し、乗ってきた自分の車に乗った。


かすみの主治医は大学の近く。
まさかこんなことでかすみの住む町に車を走らせるなんて…。


よりによって渋滞。


圭祐
「クソッ!」


ハンドルを叩く。
同時に電話が鳴る。
酒井からだ。


圭祐
「もしもし?」



「茅野くん、どうだね?」


圭祐
「詰まって全く動きません」



「ヨーグルトや食物繊維が足りないようだね。
負けたよ、O学に。
完敗だ。
あの最後はやっぱり、奇才だよ。
ま、ごゆっくり」


圭祐
「ゆっくりなんてしたくないです!
あ、動いたから切ります!」



やっとの思いで病院にたどり着いた。


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