2007年11月17日

最高な最後

大会当日。


かすみの喘息は止まらず、医者から吸入機を借りてきた。


貴子
「かすみ、大丈夫?」


かすみ
「吐く」


先輩
「安曇野!飯中に言うな」


貴子
「食事は?」


かすみ
「吐くからできなぃ」


貴子がオロオロするなか、かすみは吸入を終えて、ロングトーンを始める。


大嵐
「姫ぇ!」


大嵐が医者をつれて現れる。


医者
「昨日から吐いてるじゃ脱水しちゃうよ!」


点滴を打たれる。


かすみ
「吹きにくい」


貴子
「いいから横になりなさい!(x_x;)」


無理矢理、座敷に横にする。


かすみ
「次、圭ちゃんのがっこーだよ、見たい(・∀・)」


医者
「ダメです、部屋のモニターからでないと」


かすみ
「ちぇっ(´・ω・`)」


高らかに鳴る圭祐のトランペットで演奏が始まる。


貴子
「先輩、彼!彼!彼!
かすみの彼氏。
先輩と、もう素質から違うよね」


先輩
「安曇野に染まったな」

先輩は貴子にゲンコツをする。


高校時代よりさらに腕を上げたね!
かすみにはそれがうれしかった。


だったらなおさら…


負けたくない。


係員
「準備お願いしまーす」

かすみはもう一度吸入をして、立ち上がった。


出会った日の言葉、必ず返す。


O学院大の演奏が始まった。


客席で圭祐は見ていた。


圭祐
「かすみ、相当腕あげたな」


それがなんだか、うれしくて仕方ない。
始終にやけて見ていた。

最後のフルートが終わり、演奏終了。
歓声に会場は包まれた。



舞台袖…


貴子
「かすみ、最高だったよ!」


かすみに返答はない。


貴子
「かすみ?」


真っ青な顔のかすみはそのまま、崩れるように倒れてしまった。


貴子
「かすみ!
かすみ!しっかりして!」


すぐさまかすみは、救急車で近くの病院に搬送された。


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