2007年11月13日

ホストクラブ1

コンビニにつけられた白いポルシェに乗せられ、お店へ。


リョウジ
「俺、オーナーのリョウジね!
黒ちゃんから聞いたと思うけど、氷は縁ギリギリまで入れて水割りは作る。
あとはとにかく話を聞いてあげることかな?
誉めるのも忘れるなよ!飛鳥!」


圭祐
「はい…」


先輩、うめいてただけで何も言ってないけど…


ま、いっか。
ヘルプだし。


リョウジ
「こんばんは、今夜新しい子が来たんですけどいかがですか?」


見渡す限り、金の余るババァばかり。
ババァ専門店か?


歩くデパートのように各フロアにあるものをとりあえずすべてくっつけたようなオバサン達。


香水と加齢臭がキツい。

圭祐
「リョウジさん、ここババ専ですか?」


リョウジ
「飛鳥の門限ならそうだな、ババ専。
夜中はホステスから風俗嬢からギャル揃いだぜ!

あ、初指名だぞ!
指名料もあるからな(^-^)v」


ばっちり指名されてしまった(T_T)


慣れない手つきで水割りを作り、飲ませる。


宝石夫人…て感じかな?

宝石夫人
「飛鳥くんて言うの?初々しい感じがいいから、レミーマルタン頂くわ」


レミーマルタン?


あの黄色のフライパンの料理人か?


リョウジが「やったな!」と囁いたが、そのレミーてのがわからない…。


リョウジ
「飛鳥は酒が飲めないのか?」


圭祐
「酒もタバコもダメです」


リョウジ
「じゃ、栄養ありそうなつまみでも、ご馳走してもらえ(笑)」


店内が大騒ぎになっているが、やっとそのレミーなんとかを見つけて戻った。


やっべ、門限。


リョウジが代わりの人を入れてくれて、送迎の軽自動車で寮の裏へ。


門を飛び越え、部屋から吊されたロープで二階に登り、即、風呂へ。


ボイラーが止まってぬるま湯しか出ないがあの「歩くトイレの臭い」を早く落としたかった。


黒澤
「サンキュ!
リョウジさん、すごく気に入ってくれたみたいだから、バイトしないか?」


圭祐
「やなこった」


リョウジからもらった封筒には五万円。


圭祐は財布に突っ込み、布団をかぶって寝た。


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