2007年11月08日

セックスの定義

かすみ
「やめて…
やめて…


いやー!助けて!」


かすみは跳ね起きた。


フラッシュバック。
もぅ眠るたび、何度も繰り返され、眠るのもイヤになるのに、眠ってしまう。


ドキドキする気持ちを鎮めよぅと安定剤に手をのばしたとき、ベッドの中に何かあるのに気づいた。


かすみ
「来ないで!!」


一気に蹴り落とす。
ドスッ


鈍い音。


圭祐
「…ぃったぁ…」


かすみ
「圭ちゃん!?」


かすみは蹴り落としたものをのぞきこむ。


圭祐
「はいはい、安曇野かすみの愛しの彼、茅野圭祐だよ!
しっかし、痛ぇなぁ(怒)」


かすみ
「どうして…んくっ」


薬を飲み込む。


圭祐
「ありさ姉さんに呼ばれたんだ。
ほれ、第2ボタン」


かすみ
「卒業式かぁ、おめでとう(*⌒▽⌒*)」


圭祐
「てなわけで寝る」


かすみ
「来ないで!
もぅ圭ちゃんが触れないほど、汚れちゃったよ、あたし」


そんな言葉を無視に圭祐はベッドに潜り込む。


圭祐
「かすみ。
セックスの定義て知ってるか?」


かすみ
「セックスのていぎ?
そんな物にも定規があるの?!」


圭祐
「また国語で留年か?」

かすみ
「ダブルです…再び2年生」


圭祐
「はぁ…」


圭祐はかすみの手を握る。


圭祐
「セックスってものは、愛し合う人間同士しかできないモノだ。
でもどこからセックスて言うか、知ってるか?」

かすみ
「挿入」


懐かしいゲンコツ。


圭祐
「そんなグロい発言してるから、国語で2留もするんだぞ。
いいか、セックスって」

圭祐は握った手に力を入れた。


圭祐
「愛し合う人間同士が触れ合うことって、アメリカの記事にあったぞ。」


かすみ
「ルーズベルト?」


圭祐
「なんでそんな名前だけはすいすい出てくるんだ?
さぁ、今から朝までずっとセックスするぞー!」


かすみ
「圭ちゃん…」


圭祐
「なんだ?」


かすみ
「圭ちゃん、あ…」


圭祐
「あ…いしてる?(^-^)」


かすみ
「意外にアホやった…(´・ω・`)」


ゲンコツ。


でも痩せた手でかすみは圭祐の手を握りしめた。
ありさが叱った意味もわかってきた。


守るべきもの、愛すべきもののためにはなんでもやる、やるのが愛。


ならば。


生きていこう、前を向いて。


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