2007年11月03日

病院


ピッピッピッ…


真っ白な天井…どこ?


おぇっ


かすみは口に何か押し込められていることに気づぃた。



かすみ
「わわうわー!わうわぉー!(邪魔くせー!外せょー!)」



話したくても何も言えない。
それより吐き出したい。



誰もいない真っ白な部屋。
何かに繋がれた腕で無理矢理口元のテープをはがし、管を引き抜いた。


痛いっ。


かすみ
「うっ…うげぇ…」


吐き気に吐くが、何も出ない。


ピーピーピー


かすみにつないだ装置から異音がした。


看護士
「先生、かすみさん」


医者
「わかった」



医者は部屋に駆けつける。



かすみは点滴だらけの手で両腕に巻かれた包帯をほどき、ガーゼを引き剥がした。

かすみ
「痛っっ!」



無数の切り傷。


医者
「気がつきましたか?」


かすみ
「なんでこんなとこにいるのよ、あたしがっ!
早く部屋に返してよ!
フルートの練習しなくちゃいけないんだから!


それから何!この腕?
きれいな腕が台無しじゃなぃ!(-_-#)」



医者
「昔のかすみさんに戻りましたね。


覚えてますか?
あなたは部屋でクスリを大量に飲み、包丁で腕を切った…」



かすみ
「知らん!


でも薬は飲んだわよ!


とにかく、ふざけんじゃないわよ。
あんなに一生懸命育ててかわいがった幸祐が200万なんて」


涙が溢れてくる。


かすみ
「…ふざけんな!
こんなとこ今すぐ出てくから!」



医者
「まだ契約はすべて終わってませんよ。
でも十分、学校に戻れますね。


これから、高校卒業と部活入試の準備に入ります」


看護士
「薬の中和に活性炭飲ませたから、黒い便が出ても驚かないでね」


いつもの運転手に迎えられ、部屋に戻った。


どんなにあがいても、まだあたしは契約の期間内なんだ…。


部屋のベッドで泣き眠った。


契約…


約束以上の恐ろしぃ言葉。


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