2007年11月01日
8月9日
神谷に言われるがままに、幸祐が眠る時間に部屋を出た。
かすみには「安曇野かすみ」に戻る日がきた。
玄関につけられたリムジンに乗り、スクール近くのマンションへ。
運転手
「お疲れ様でした」
かすみ
「じゃぁね」
言われた部屋に入ると、すっかりかすみの家具がうつされていた。
ワンルームの、静かな部屋。
部屋で練習することもできる。
帰り際に、神谷から受け取った封筒には、200万。
かすみ
「あははっ、200万なんだ…」
かすみは封筒を壁に投げつける。
かすみ
「あたしと圭ちゃんの愛情は…200万なんだ…」
涙があふれてくる。
胸も張って、母乳がしみでてくる。
かすみ
「幸祐は200万の子供?!
あたしには、たったひとりの圭ちゃんとの子供なのに…
バカにしないで…
バカにしないでよぉ…」
かすみは一晩中、泣いた。
あふれてくる母乳を泣きながら絞り出し、自分は母親なんかじゃない…と繰り返した。
張る胸の痛み。
あふれ出る母乳。
かすみ
「幸祐、幸祐…」
キッチンに備えられた包丁で胸をかっ裂いてしまおうか…握りしめては幸祐が無邪気にお乳を吸う姿を思い、泣いた。
あたしの家具が揃った部屋なら…
机の二段目。
水野あすかの締めの薬。
ブチブチブチ。
ヒートシールを破り、口にする。
そぅ、あたしは水野あすか…。
幸祐の命と引き換えに、死ぬの。
ありさのお母さんのように…。
もう1シート…手を伸ばし、意識をなくした。
かすみには「安曇野かすみ」に戻る日がきた。
玄関につけられたリムジンに乗り、スクール近くのマンションへ。
運転手
「お疲れ様でした」
かすみ
「じゃぁね」
言われた部屋に入ると、すっかりかすみの家具がうつされていた。
ワンルームの、静かな部屋。
部屋で練習することもできる。
帰り際に、神谷から受け取った封筒には、200万。
かすみ
「あははっ、200万なんだ…」
かすみは封筒を壁に投げつける。
かすみ
「あたしと圭ちゃんの愛情は…200万なんだ…」
涙があふれてくる。
胸も張って、母乳がしみでてくる。
かすみ
「幸祐は200万の子供?!
あたしには、たったひとりの圭ちゃんとの子供なのに…
バカにしないで…
バカにしないでよぉ…」
かすみは一晩中、泣いた。
あふれてくる母乳を泣きながら絞り出し、自分は母親なんかじゃない…と繰り返した。
張る胸の痛み。
あふれ出る母乳。
かすみ
「幸祐、幸祐…」
キッチンに備えられた包丁で胸をかっ裂いてしまおうか…握りしめては幸祐が無邪気にお乳を吸う姿を思い、泣いた。
あたしの家具が揃った部屋なら…
机の二段目。
水野あすかの締めの薬。
ブチブチブチ。
ヒートシールを破り、口にする。
そぅ、あたしは水野あすか…。
幸祐の命と引き換えに、死ぬの。
ありさのお母さんのように…。
もう1シート…手を伸ばし、意識をなくした。
Posted by かすみ at 22:57│Comments(0)
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