2007年10月31日

出産2

圭祐
「かすみ!」


圭祐がやってきた。


かすみ
「圭ちゃん…もうすぐ…生まれるから」


圭祐
「幸祐、がんばれ!」


かすみ
「なんでみよっちゃんも圭ちゃんも、赤ちゃんばかり応援するのぉぉぉ?
あたしが頑張ってったたたぁ〜はぁはぁ」



ありさ
「幸祐は!
幸祐はどこ?!」



かすみ
「腹ん中!
一人くらいあたしをいたわってよぉ〜!
まだ生ませなぃのか!」


医者
「まだ破水してませんから」



かすみ
「破水もかすみも関係ない!
生ませろったら、生ませろぉぉ」


足をばたつかせた瞬間、パチンと音がした。



かすみ
「うわっ、尿漏れやぁ〜」


医者
「破水ですね、準備を」


三好
「ありさ様に続いて、私が取り上げさせていただきます」



神谷
「あすかちゃーん!
幸祐は?
幸祐はどこだ!」


ありさ
「お父様、まだかすみのお腹の中よ」



神谷
「あすかちゃん、がんばれよ!」



かすみ
「おじさま…そろそろかすみって…覚えてっ…ぃてて」


神谷
「わかったよ!あすか!がんばれ!」



圭祐に手を握っていてもらう。


かすみ
「なんか尻で回転してるぅ」


三好
「頭が見えてきましたよ」


ありさが額の汗を拭いてくれる。


ありさ
「かすみ、がんばれ!」



かすみ
「あのさぁ…


ありさの部屋、帰る」



ありさ
「…あ゛?」



三好
「姫、もう少しです」


ありさ
「あなたは絶対、ママのようにさせない。
ずっとそばで生きてもらうから」



かすみ
「もぅ早く帰りたぁい!(-_-#)」



三好
「出てきました!」



みんな赤ちゃんにかけよる。
青黒い小猿の口から羊水が出されると真っ赤な顔をして産声を上げた。



三好
「さあ、お乳を飲ませてあげて」



胸の上に小猿が置かれる。
一生懸命、お乳を吸い始めた。


かすみ
「圭ちゃんの赤ちゃん」


ありさ
「うわー、ほんとに飲んでるぅ!(・∀・)」


圭祐
「ありさ姉さん、18歳違いの弟…親子だなぁ(^o^)」


ありさ
「そしたらお父様はおじいちゃんよ」



神谷
「おじいちゃんなんて言うなよ、私の息子なんだから(^^ゞ」



医者の処置が終わり、幸祐を囲んで大賑わい。



圭祐
「2人で育てられなくても、生かせてくれてありがとう、かすみ」



久しぶりのキスをした。


かすみ
「許せるの?こんな契約に」



圭祐
「おろすより、契約でも生かせてくれた方がうれしい」



かすみ
「ありがとぅ」



圭祐
「でも俺たちの戦いはこれからだからな」


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