2007年10月24日

土曜日

楽器屋から出た二人。


圭祐
「150万なんてお前にあったんだ!」


かすみ
「ごめんね、内緒で夜、居酒屋の皿洗いしてたんだ」



圭祐
「でもすげぇじゃん。部活1、ボロい楽器が、1番すげぇ楽器になるなんてさ」



かすみ
「すごいでしょ〜?(≧∀≦)」



圭祐
「しかも1番不釣り合い(*≧m≦*)」



かすみ
「ひどーぃ!(-_-#)」



かすみは大事にフルートの袋を抱え、圭祐の隣を歩く。
昨夜から夫婦ごっこ。



かすみ
「晩ご飯、何食べたぃ?」



圭祐
「そうだなぁ…総菜の天ぷら。
あとは、刺身かな。」



かすみ
「ちょっと、あたしをバカにしてるでしょ?」



圭祐
「してないって…(笑)


あれ?いとこだ、紹介するね」


圭祐に手を引かれ走っていく。



圭祐
「ありさ姉さん!(^-^)」



ありさ
「あら、圭祐、久しぶり!(^▽^)」



圭祐
「ありさ姉さん、こっちにいるのに、全然連絡くれないじゃん。
あ、おじさん、久しぶり!元気?」



神谷
「元気じゃないよ、
ありさの買い物で…なんだ?あのマルハチだかなんだか…
わけわからんビルに連れてかれて、音がガンガン…疲れたよ(x_x;)」



圭祐
「女の買い物はいくつになっても疲れるか(^^;)
あ、彼女紹介するね。」


かすみの腕を引っ張る。


圭祐
「安曇野かすみ!
同じ高校の2年生!
将来、S大に行って、卒業したら、結婚するんだ!」



ありさ
「あすか…」

神谷
「あすかちゃん」



圭祐
「安曇野かすみ!
あすかじゃないってな…」



かすみの全身が震えている。


圭祐
「かすみ?」



かすみ
「…すべて終わっちゃった…」



そうつぶやいて、ただ泣くしかなかった。



ありさが神谷の娘なんて。

ありさと圭祐がいとこなんて…。



圭祐
「ごめん、かすみの具合悪そうだからまた!」


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