2007年10月23日

平凡な毎日

安曇野かすみ
17歳、高校2年生。
成績優秀。
ごく普通のリーマンパパとパートタイムなママ。
お兄ちゃんは大学で東京にいる。



あたしの昼の顔。



水野あすか
17歳、高校2年生。
帰る場所のない、家出人。
クスリを使った詐欺まがいのウリが商売。



夜のあたし。



ありさ
「あすか、おかえりー!」



あすか
「ただいま」



ありさにキスをする。



バイセクシャル。



安曇野かすみと水野あすかの共通項。



ありさ
「今夜は一緒にいてくれる?」



あすか
「ごめん、今から仕事があるから」



ありさを抱きしめ、何度もキスをした。



派手なデコの携帯が鳴る。仕事の合図。



あすか
「終わったら帰るから」



ありさ
「そんな汚らわしい人、部屋に入れないから(●`ε´●)」



あすか
「ありさだけだよ、あたしは(*'-')」



ありさ
「じゃ、いってきますのキス☆」



これから触れる汚らわしいものを忘れたくて、ありさを強く抱きしめた。



午後7時、花時計前




「あすかちゃん、来ないと思ったよ(^^ゞ」



あすか
「ごめんね、おじさま(*'-')」


男の腕に自分から腕をかける。



あすか
「あすか、ご飯食べて、カラオケ行きたい(*⌒▽⌒*)」




「カラオケは無理だけど、食事くらいなら」



あすか
「変なトコ、連れて行くなら帰るからね(*≧m≦*)」




「あすかちゃんに似合う場所、探してきたよ」



男に背中を押され、待っていたタクシーに乗り込む。



コイツ、金、持ってるんやろか…
門限に間に合うかなぁ…(^-^;



タクシーから流れる風景に「かすみ」としての不安がよぎる。
門限12時。



タクシーは幸いにもすぐ近くのホテルに滑り込んだ。



あすか
「あ゛…(゜Д゜)」



なんだこりゃ?
市内1、高級ホテルやん!
やっべぇ、こんなの初だよ((((゜д゜;))))



ホテルマン
「おかえりなさいませ、神谷様。お部屋の準備も整ってます」



神谷
「ありがとう。」



神谷とあすかはホテルマンに案内され、最上階の部屋へ。



神谷
「くれぐれも…」



神谷はホテルマンのポケットに何か押し込んだ。



相当の鴨だ!
しかもネギ付きかもーって(≧∀≦)
あたし、鴨もネギも食ったことねぇや┓( ̄∇ ̄;)┏



神谷
「あすか姫、さあ、どうぞ」



あすか
「ありがとぅ」



心臓がぶち抜けそぅだった。

…てか、ありさに食べさせたぃから弁当箱持ってくればよかった。
つーか、持ち帰りタッパーなんてくれへんょなぁ(´□`)


神谷
「さ、姫。出会いを祝って」



シャンパンまで冷えてる。
違う!
注がれたグラスの雰囲気に、たじろいだ。



ピンクドンペリ( ̄◇ ̄;)



グラスを鳴らし、ブルッてる心臓を抑えるために、ドンペリがぶ飲み。



神谷
「あすかちゃん、お酒、強いんだね」



あすか
「こんなおいしぃお酒、初めて」



神谷
「じゃ、お友達と飲むように一本、用意させるよ」



あすか
「ありがとぅ、おじさま(*'-')」



ピンクドンペリが部屋に届いた。



オートロックか…



神谷
「あすかちゃん、約束ね」



万札。



1、2…10、11…20?!
約束の十倍やん!( ̄□ ̄;)!!



神谷
「お食事代も含んでるから、とっておきなさい」



あすか
「ありがとう!あすか、がんばっちゃうからぁ♪」



神谷の服のボタンを外す。



あすか
「一緒にお風呂、入りましょ☆」



神谷
「いいよ」



途中まで神谷を脱がせ、あすかも無邪気に裸になってみせる。



すっと神谷はあすかをお姫様抱っこして向かったバスルーム。



バラで埋め尽くされていた。


…つぅか、ドラマか小説にもなぃクサい演出(-_-;)


神谷…何者かはわからないがお風呂ではしゃいだあとは、ごく普通の男女の関係。



あすかは仕上げに入る。



神谷
「あすかちゃん、何食べてるの?」



あすか
「ミントタブレット、おじさまも食べる?すっごい苦辛ぃから、お水持ってくるね」



神谷の口にタブレット1錠にクスリ2錠を入れ、水を持ってくる。



神谷
「苦っ」



あすか
「ごめんなさい。お水。」



神谷に水を渡し、先にベッドに潜り込む。




あすか
「おやすみなさい、おじさま(*^.^*)」



神谷
「おやすみ、あすかちゃん」



効くのは30分…
それまでの辛抱。



それまでの…



あれ、体が…(@_@)



神谷はいびきをかいている。
酔った?
立ち上がろうとして崩れ落ちるように倒れた。



あすか
「クスリ、間違えた…(x_x;)」



あすかはそのまま意識を失った。


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